【2019年4月】アチェンガルゴンパに外国人は入れなくなりました。行かないでください。

タシデレー(チベット語:こんにちは)、てつです!

今回はリアルタイムなお話し。東チベット編です。

単刀直入に言いますが、2019年4月9日現在「アチェンガルゴンパ」(亜青寺)外国人は入れなくなりました。

そして、行かないでください。

こんな景色がみられる場所です。

いつから入れなくなったのか確実な日にちは分かりませんが、現地のいろいろな人の話を聞く限りこの4月から外国人規制がしかれた模様です。

まったく情報が出てなかったので、これからゴールデンウィークや夏休みなどで東チベットの旅行を考えている方の参考になれば幸いです。

以下は本日のやりとりです。

◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●

2019.4.9

甘孜(ガンゼ)

温泉街でも有名な甘孜(ガンゼ)の街にやって来た私たち。

ここにやって来た目的はアチェンガルゴンパ(亜青寺)と呼ばれる世界最大級の尼僧院がある場所に行きたくて、玄関口にあたる甘孜までやって来たのです。

街中を歩くとさっそく尼僧の方達とすれ違いました。

約1万2千人の尼僧がアチェンガルに住んでいるそうで、その玄関口甘孜にも買い物や用足しに来ているみたいです。

一体どんな場所なのか、どんな暮らしをしているのか、

期待に胸を膨らませ、乗合タクシーでアチェンガルに行きたいと思います。

乗り場の前で「ヤーチン、ヤーチン」「セルタ、セルタ」と叫んでる人がいるので場所は分かりやすい!

輩に囲まれながら「アチェンガルに行きたいんだけど」と言うと、衝撃的なことを言われました。

「外国人×」

言葉が通じないからジェスチャーで言ってきて、多分だけどそんな事を言っている。って感じました。

英語が通じないし、中国語ですら危うい人達とスマホの翻訳機を使って、悪戦苦闘しながら聞き出した情報では

「この数日で外国人は行けなくなった」って事らしい。

いやいやいや、それは「ラルンガルゴンパ」でしょ?

昨日夕飯を食べたところに居た公安の人にも「セルタは行けるか分からないので警察署で詳しく聞いて下さい」って言われたばっかだし、アチェンガルに行くって言った時なんも言われなかったし。

(ダイスケくんチカちゃんのラルンガルゴンパについて詳しく書かれたブログ

アチェンガルまで行ける。行けない。と言って来るドライバーは半々くらい。

「これはもしや本当に外国人規制されたのか?」

「もう体当たりで検証するしか無い!」って言うブロガー魂?で、

行ける、行ってくれるドライバーを見つけ、予約しました。

12時頃に行くから戻ってきてね。

って事で街ブラしてきます。

甘孜寺

まだ昨日の夜に着いたばかりで観光をしていなかったので、丘の上にある甘孜寺まで行ってみたいと思います。

街中を歩いていると綺麗な建物がいっぱい。

街並みは新しくて綺麗です。

オリンピックのマークが付けられた建物

海抜3200mのこの地でスター選手でも育てているのでしょうか?

細い路地になってきました。

僧侶やお寺関係者が増えてきた。

丘の上まで登ってくると絶景が広がってました。

天気が良くて歩いていると暑いくらい。

地元の人達とマニ車を回しコルラして周ります。

長い人は何周もして、何十キロと歩く事もあるそうな。

やっと甘孜寺までやってきました。

もっと華やかな作りかと思ったけど、、、

もしかしたら中が凄いことになってるんではないかと覗こうとしたら、

何かの催事が行われていて入る事も、覗く事も出来ませんでした。

時間はまだ10時前だったけど、ドライバーに呼ばれたので戻ります。

絶景ドライブ

シェアタクシー乗り場まで戻りドライバーと合流。

すぐに出発するのかと思ったけど「友達がもうすぐ来る」と翻訳され、

「どうゆう意味?誰の友達?」なんて考えていたら、

日本人旅行者が登場!

同い年のおけいちゃん!!!

中国に入って約2週間。全く日本人に会えていなかったから驚きと嬉しさで大盛り上がり。

情報が錯綜しているアチェンガル

仲間が増えて心強いです。

さぁお客が集まり、アチェンガルまで約2時間のドライブがスタートです。

車内はギュウギュウ過ぎず快適に行けそう。

道中は標高4000m以上の山々が連なっていて、窓から見える景色は抜群です。

湖は氷っていて雪が積もっているので一面真っ白。

外は凍えるくらいの気温。

窓を開けると寒過ぎです。

どんどん険しい山の中に入って行きます。

ひと昔前は4600mの山を越え険しい峠道を通っていたことから秘境と呼ばれていたみたいだけど、近年はトンネルが開通され移動の苦はさほど無く、快適なドライブが出来るようになっていました。

走ること1時間半で公安(警察)のチェックポイントまでやってきました。

ここで止められたら強制送還かもなんて頭によぎるから、内心は「バックバク」

でも、

特にチェックなどされずに通り過ぎて行きました。

「ん???お咎めなしだから入れるって事だよね?」

「何だよ〜。心配して損したよ〜。」

なんて、この時は浮かれていた3人。この後すぐに大変な目にあうとは知らずに、、、

小さな僧侶が一緒に乗っていたけど途中下車。

こんな小さい時から出家して修行の道を選んだなんて、「凄い」としか言葉が出てこない。

昨日出逢った僧侶の方も13歳で出家したと言っていました。

アチェンガルゴンパに潜入?

ガンゼから約2時間でアチェンガルに到着。

セキュリティゲートがあって中まで車は入れない模様。

隣の駐車場までやってきました。

この建物が検問になっていて荷物検査などのチェックを受けると、アチェンガルに入る事が出来るんだけど、

ここまできて問題が!

ドライバーが確認してくれたところによると「規制が厳しくて外国人は入れない。ガンゼに帰るしかないよ」との事。

「え?マジですか?」

「ここまできてですか?」

目と鼻の先とはよく言ったもので、ちょっと歩けば絶景が拝めるんですよ。

必死に翻訳機と筆談で、中には入らず丘の上から景色を見る事が出来ないか聞き、

抜け道?を教えてもらうことに成功。

「何か問題があっても知らないよ」って事で自己責任で行って参ります。

道路は整備されてなくて、地元の僧侶か尼僧しか通らないような道。

ここからヤクの放牧地を10分くらい歩けば丘の上まで行けそうです。

ほぼほぼ目指す場所は見えているから迷う事も無さそう。

さて、サッサと行きましょう!

って、思った瞬間に、、、

捕まりました。

「は〜ろ〜」「ニーハオー」

「中国人?」「日本人?」

「中国語話せる?」

「パスポート見せて」

英語オンリーだと伝えると、スマホの翻訳機で

「外国人は入る事が出来ない」

「新年から変わった」

やっぱり同じ事を言われてしまいました。

ただ、いつから規制になったのかは翻訳がどこまで合ってるか分からず。

警察官の方達が優しそうっだったので、

「あの丘の上からちょっとだけ写真を撮りたいだけなんだ。10分だけでいいからお願い」って言ってみたけど、

「ソーリー。それは出来ない」

「アチェンガルの中には入らないよ!だけどダメなの?」

「ソーリー」

「じゃあ、一緒に行くっていうのはどうだろ?」

「ノー、ノー」「ガンゼまで帰るしかい」

そんなやり取りをしてたら2台目のパトカー登場

「早くそいつらを連行しろ!」

上司だったみたいで容赦なしに車に乗り込ませられましたΣ(T□T)

この警察官は会話は成り立たないけど、とっても気さくで良い人でした。

中国の公安のイメージは冷たくて感情など無いくらい想像していたけど、やっぱり同じ人間、話せば分かってもらえるような気が、、、

今回の急に外国人が入れなくなったっていうのも「お国のお達し」だろうから、それに従わざるを得ないって構図な気がします。

先ほどスルーした検問まで帰ってきて、お仕事終わりの公安の人の車に乗り込み、ほぼ強制送還のような形で甘孜まで送られました。

今回は指紋や写真を撮られることも無く強制送還で終わったけど、

規制されて間もなかったからお咎め無しだったのかも知れません。

稀にスパイ容疑をかけられる事もあるそうです。

私達が言える立場では無いですが、ドライバーや現地の方手助けをした容疑が掛けられてしまう恐れがあるので規制が解除されるまで行かないで下さい。

現在中国政府の厳しい統制下にあるチベットでは、一部地域において外国人の入境規制が強化されつつあります。

先週欧米人が何事も無く入っていることから、本当にここ数日で変わった事みたいです。

チベットのラサなどと同様に今後は高額なツアーなどでしか訪れることが出来ない場所になってしまうかもしれません。

アチェンガルゴンパ、ラルンガルゴンパ共にいつまでかは定かではありませんが、現状では入る事が出来ません。行けません。

成都から数日かかる場所なのでご旅行を考えている方は早めにプラン変更などを考えた方が良さそうです。

おしまい。

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コメント

  1. ブンタカ より:

    折角ここまで来たのにぃ~っ!!(T_T)
    残念でしたねぇ~・・・ でもスパイ容疑で収監されて、何年も牢屋入りされなくて、良かったです。
    今の中国は、中国政府要請でダム等の開発に来た企業人でもスパイ容疑で拘束したりしてますからねぇ~・・・(恐っ)
    お気をつけてぇ~

    • tetu-hana より:

      ブンタカさん、いつもコメントありがとうございます☆彡
      先週、訪れた欧米人がいる話を出会った旅人さんに聞いていたので、まさかまさかでした。。
      アチェンガルゴンパは東チベットの一番の目的だったので、気持ちの整理がしばらくつきませんでした(TдT)
      仕事で来てるのにスパイ容疑って!!
      恐すぎますね(@_@;)
      数年後、外国人が入れるようになったらリベンジしたいです★
      (今とは全く違った風景になってしまうかもしれませんが…)
      From はな

  2. こんにちは!
    ブログのタイトルを拝見してびっくりしました!
    ですが、まずはお二人がご無事で安心致しました。公安から何事も無く解放されて本当に良かったです。

    アチェンは僕らも思い入れのある街だったので、中国政府が更に介入してきていると思うととても遺憾です。また、今でも連絡を取り合う尼さんの友達も住んでいるので心配になりました。

    東チベットは他にも素敵な場所が多くありますので今後もお気をつけて楽しんできてください!

    P.S.
    おすすめして頂いたアシガバードとマシュハドのホテルとても快適で良かったです!本当にありがとうございました!

    • tetu-hana より:

      だいすけくん、コメントありがとう!!
      お二人のブログを参考にしまくって東チベットを旅しています(^^)♫
      分かりやすいブログをありがとう☆彡

      ラルンガルゴンパに行けない分、アチェンガルゴンパを楽しみにしていたから、本当に、本当に、残念だった(T_T)

      尼さんのお友達、、心配だね(>_<;) 刻々と変わってしまって今とはかけ離れた姿になってしまうけど、また外国人が入れるようになったらリベンジしたいな... 公安の人たちは、ただ彼らの決まりを守ってるだけであってみんないい人たちばかりだったのが、唯一の救いかな(^_^;) もう少し中国旅が続くから二人のブログを参考にさせていただきます! だいすけくん&ちかちゃん安全第一でよい旅を〜♡ From はな

  3. yunya より:

    タイトルを見て、どうせ男だしゴンパの中は関係ないと思ったんですが。。。
     少ししたら行くので非常に困りました❗
    その先の有名なお寺は行けないと、とっても困るんです。
    更に奥地にも向かうんですが。。。
    まあ、行ってみなくちゃ仕方ないですね。
     最新トピ有り難うございました。感謝です♪

    • tetu-hana より:

      yunya様、はじめまして!
      コメント誠にありがとうございます!
      ヤーチンのさらに奥地に向かうのですね。

      先日、私たちが訪れた際は手前の村から規制されていて、ヤーチンの村の前では身分証明を提示して一人ひとりセキュリティゲートを通過するというような機械が設置されていました。
      そして、始まったばかりの新しい規制にさらに公安は厳しくなっているようで見回りの車にすぐに捕まってしまいました。。
      私達を連れて行ったドライバーにも迷惑をかける自体になってしまったようで、大変申し訳ない気持ちになりました。。
      もし他にもルートがあれば、遠回りでもヤーチンを回避するルートの方がよさそうです。
      どうかお気をつけください。
      From はな

  4. yunya より:

    レス大変ありがとうございます! お礼が遅くなり大変失礼しました。
    ヤーチンはホントに入れなさそうなのが判りました。
    数か月後に急変して規制解除・・・ってなれば幸いですが。。
    今日から国内3weeksほど旅しますので、帰ってからルートを再検討
    したいと思います。
     どうぞお気を付けて旅を楽しんでください♪

  5. 石井 より:

    リアルな話ありがとうございました。私はアチェンガルゴンパ3回行きましたが、トンネル開通したのですね。いつもチュラ峠上ってルンタ撒いてましたけど。

    ガンゼから2時間でいけるようになったのに残念だな。お寺の入り口のところがチェックポイントになったのですね。当分開きそうに無いですね。